オーストラリアワーホリ(ワーキングホリデービザ、417/462)を検討する際、一番気になるのが「実際いくらかかるのか」ではないでしょうか。この記事では、ビザ申請費用・渡航費・初期費用・月々の生活費に分けて、リアルな費用感をまとめました。

シドニーのオペラハウスとハーバーブリッジ
Sydney Opera House and Harbour Bridge by DXR, CC BY-SA 4.0

オーストラリアワーホリでかかる費用の全体像

大きく分けると、費用は3つのカテゴリーに分類されます。

渡航前にかかるビザ申請費用

2026年7月時点の金額です。

イギリスYMSのような医療サーチャージは、オーストラリアのワーホリビザには課されません。ただし申請にあたっては、当面の生活費として5,000オーストラリアドル以上の残高(またはそれに相当する資産)を証明する必要があります。これは支払う費用ではなく「持っていることを示す」要件ですが、渡航前の資金計画に直結するので覚えておきましょう。

合計:840オーストラリアドル(約9万4,000円)

渡航費(航空券)

シドニー空港の出発ロビー
Sydney Airport Terminal 3, Departure Hall by Kgbo, CC BY-SA 4.0

往復で8万〜18万円が目安です。LCCを使えば往復5万円台からという情報もありますが、時期やLCC・フルサービスキャリアの違いで変動幅が大きい費用です。

渡航直後にかかる初期費用

渡航後の月々の生活費(シドニー目安)

シドニーの住宅街(テラスハウス)
Terraced houses, Paddington, Sydney by Kgbo, CC BY-SA 4.0

家賃・食費・交通費等をすべて含めた生活費として、月1,800〜2,300オーストラリアドル(約20万〜26万円)が目安です。地方都市であれば、これより抑えられる場合もあります。

オーストラリアのスーパーマーケット(Woolworths)
Woolworths supermarket by Orderinchaos, CC BY-SA 4.0
月間合計:1,800〜2,300オーストラリアドル(約20万〜26万円)

結局いくら貯金しておくべきか

必要な貯金額は、実は「現地でいつから働き始められるか」によって大きく変わります。仕事が決まるまでの間も家賃や生活費はかかり続けるため、無収入の期間が長いほど、その分を自己資金でカバーする必要があるからです。

ビザ申請費用・渡航費・一時宿泊費・準備品を合計した固定費用は、次の通りです。

固定費用の小計:26万4,000円〜40万4,000円

ここに、仕事が決まるまでの生活費(月20万〜26万円)が、無収入の月数ぶん上乗せされます。

働き始めるタイミング別の総額目安

パターン①:初月から働き始める場合(生活費1ヶ月分)
約46万円〜約66万円
パターン②:2ヶ月目から働き始める場合(生活費2ヶ月分)
約66万円〜約92万円
パターン③:3ヶ月目から働き始める場合(生活費3ヶ月分)
約86万円〜約118万円
56万円
33万円
23万円
パターン①
初月から
79万円
33万円
46万円
パターン②
2ヶ月目から
102万円
33万円
69万円
パターン③
3ヶ月目から
固定費用 生活費(無収入期間分)

※グラフは分かりやすさのため、各費用のレンジの中央値を使って算出した目安です。実際の金額は前述のレンジ内で変動します。

渡航前に仕事を決めるメリット

この3パターンを見ると分かる通り、「現地に着いてから仕事を探す」というのは、それ自体が金銭的なリスクになります。仕事探しが長引くほど、必要な貯金額はどんどん膨らんでいきます。

逆に、渡航前の段階で仕事が決まっていれば、現地到着初日から収入が発生する状態でスタートできるため、パターン①よりもさらに無収入期間を短縮できる可能性があります。必要な貯金額を抑えられるだけでなく、「早く仕事を見つけなければ」という金銭的なプレッシャーを感じずに渡航準備を進められるのも大きなメリットです。

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まとめ

オーストラリアワーホリにかかる費用は、固定費用が約26万〜40万円、月々の生活費が約20万〜26万円というのが目安です。これに、現地で働き始めるまでの無収入期間の生活費が上乗せされるため、必要な貯金額は46万円〜118万円と、働き始めるタイミングによって大きな差が出ます。渡航前にしっかり資金計画を立てる、あるいは渡航前に仕事を決めておくことで、現地でのスタートを安心して切ることができます。