カナダワーホリ(IEC、ワーキングホリデー)を検討する際、一番気になるのが「実際いくらかかるのか」ではないでしょうか。この記事では、ビザ申請費用・渡航費・初期費用・月々の生活費に分けて、リアルな費用感をまとめました。

トロントのCNタワーとスカイライン
Downtown Toronto skyline by Geo Swan, Public domain

カナダワーホリでかかる費用の全体像

大きく分けると、費用は3つのカテゴリーに分類されます。

渡航前にかかるビザ申請費用

2026年時点の金額です。

生体認証が不要なケースでは合計284.75カナダドル、必要なケースでは369.75カナダドルになります。

合計:284.75〜369.75カナダドル(約3万2,000円〜4万1,000円)

渡航費(航空券)

バンクーバー国際空港の出発案内表示
YVR Vancouver International Airport by abdallahh, CC BY 2.0

往復で9万〜19万円が目安です。時期や航空会社によって変動幅が大きい費用です。

渡航直後にかかる初期費用

渡航後の月々の生活費(トロント・バンクーバー目安)

トロントの住宅街
Toronto Residential, Cole Street by Municipal Affairs and Housing, CC BY 2.0

家賃・食費・交通費等をすべて含めた生活費として、月1,800〜2,300カナダドル(約20万〜26万円)が目安です。モントリオールやカルガリーなど、トロント・バンクーバー以外の都市を選べば、これより抑えられる場合もあります。

カナダのスーパーマーケット(Real Canadian Superstore)
Real Canadian Superstore, Edmonton North
月間合計:1,800〜2,300カナダドル(約20万〜26万円)

結局いくら貯金しておくべきか

必要な貯金額は、実は「現地でいつから働き始められるか」によって大きく変わります。仕事が決まるまでの間も家賃や生活費はかかり続けるため、無収入の期間が長いほど、その分を自己資金でカバーする必要があるからです。

ビザ申請費用・渡航費・一時宿泊費・準備品を合計した固定費用は、次の通りです。

固定費用の小計:21万2,000円〜36万1,000円

ここに、仕事が決まるまでの生活費(月20万〜26万円)が、無収入の月数ぶん上乗せされます。

働き始めるタイミング別の総額目安

パターン①:初月から働き始める場合(生活費1ヶ月分)
約41万円〜約62万円
パターン②:2ヶ月目から働き始める場合(生活費2ヶ月分)
約61万円〜約88万円
パターン③:3ヶ月目から働き始める場合(生活費3ヶ月分)
約81万円〜約114万円
52万円
29万円
23万円
パターン①
初月から
75万円
29万円
46万円
パターン②
2ヶ月目から
98万円
29万円
69万円
パターン③
3ヶ月目から
固定費用 生活費(無収入期間分)

※グラフは分かりやすさのため、各費用のレンジの中央値を使って算出した目安です。実際の金額は前述のレンジ内で変動します。

渡航前に仕事を決めるメリット

この3パターンを見ると分かる通り、「現地に着いてから仕事を探す」というのは、それ自体が金銭的なリスクになります。仕事探しが長引くほど、必要な貯金額はどんどん膨らんでいきます。

逆に、渡航前の段階で仕事が決まっていれば、現地到着初日から収入が発生する状態でスタートできるため、パターン①よりもさらに無収入期間を短縮できる可能性があります。必要な貯金額を抑えられるだけでなく、「早く仕事を見つけなければ」という金銭的なプレッシャーを感じずに渡航準備を進められるのも大きなメリットです。

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まとめ

カナダワーホリにかかる費用は、固定費用が約21万〜36万円、月々の生活費が約20万〜26万円というのが目安です。これに、現地で働き始めるまでの無収入期間の生活費が上乗せされるため、必要な貯金額は41万円〜114万円と、働き始めるタイミングによって大きな差が出ます。渡航前にしっかり資金計画を立てる、あるいは渡航前に仕事を決めておくことで、現地でのスタートを安心して切ることができます。