ニュージーランドワーキングホリデーを検討する際、一番気になるのが「実際いくらかかるのか」ではないでしょうか。この記事では、ビザ申請費用・渡航費・初期費用・月々の生活費に分けて、リアルな費用感をまとめました。

オークランドのスカイライン
Auckland Skyline by Christian Mairoll, CC BY-SA 2.5

ニュージーランドワーホリでかかる費用の全体像

大きく分けると、費用は3つのカテゴリーに分類されます。

渡航前にかかるビザ申請費用

ニュージーランドは日本との二国間協定により、ワーキングホリデービザの申請料自体は無料です。ただし、国際観光旅行税(IVL)として100ニュージーランドドルが別途必要です。

合計:100ニュージーランドドル(約9,000円)

渡航費(航空券)

オークランド国際空港の出発案内表示
Auckland Airport by Umedha Hettigoda, CC BY-SA 2.0

往復で9万〜20万円が目安です。時期や航空会社によって変動幅が大きい費用です。

渡航直後にかかる初期費用

渡航後の月々の生活費(オークランド目安)

オークランドの住宅街
Auckland terrace houses by Ulanwp, CC BY-SA 3.0

家賃・食費・交通費等をすべて含めた生活費として、月1,800〜2,300ニュージーランドドル(約16万〜21万円)が目安です。ニュージーランドは物価・家賃ともに高めの国で、特にオークランドは国内で最も生活費がかかる都市とされています。クライストチャーチやダニーデンなど、地方都市を選べばこれより抑えられる場合もあります。

ニュージーランドのスーパーマーケット(Countdown)
Countdown supermarket by Maksym Kozlenko, CC BY-SA 4.0
月間合計:1,800〜2,300ニュージーランドドル(約16万〜21万円)

結局いくら貯金しておくべきか

必要な貯金額は、実は「現地でいつから働き始められるか」によって大きく変わります。仕事が決まるまでの間も家賃や生活費はかかり続けるため、無収入の期間が長いほど、その分を自己資金でカバーする必要があるからです。

ビザ申請費用・渡航費・一時宿泊費・準備品を合計した固定費用は、次の通りです。

固定費用の小計:18万9,000円〜33万9,000円

ここに、仕事が決まるまでの生活費(月16万〜21万円)が、無収入の月数ぶん上乗せされます。

働き始めるタイミング別の総額目安

パターン①:初月から働き始める場合(生活費1ヶ月分)
約35万円〜約55万円
パターン②:2ヶ月目から働き始める場合(生活費2ヶ月分)
約51万円〜約76万円
パターン③:3ヶ月目から働き始める場合(生活費3ヶ月分)
約67万円〜約97万円
45万円
26万円
19万円
パターン①
初月から
64万円
26万円
38万円
パターン②
2ヶ月目から
83万円
26万円
57万円
パターン③
3ヶ月目から
固定費用 生活費(無収入期間分)

※グラフは分かりやすさのため、各費用のレンジの中央値を使って算出した目安です。実際の金額は前述のレンジ内で変動します。

渡航前に仕事を決めるメリット

この3パターンを見ると分かる通り、「現地に着いてから仕事を探す」というのは、それ自体が金銭的なリスクになります。ニュージーランドは物価が高いため、仕事探しが長引くほど必要な貯金額はどんどん膨らんでいきます。

逆に、渡航前の段階で仕事が決まっていれば、現地到着初日から収入が発生する状態でスタートできるため、パターン①よりもさらに無収入期間を短縮できる可能性があります。必要な貯金額を抑えられるだけでなく、「早く仕事を見つけなければ」という金銭的なプレッシャーを感じずに渡航準備を進められるのも大きなメリットです。

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まとめ

ニュージーランドワーホリにかかる費用は、固定費用が約19万〜34万円、月々の生活費が約16万〜21万円というのが目安です。これに、現地で働き始めるまでの無収入期間の生活費が上乗せされるため、必要な貯金額は35万円〜97万円と、働き始めるタイミングによって大きな差が出ます。物価の高いニュージーランドだからこそ、渡航前にしっかり資金計画を立てる、あるいは渡航前に仕事を決めておくことで、現地でのスタートを安心して切ることができます。