イギリスYMS(ワーキングホリデービザ)を検討する際、一番気になるのが「実際いくらかかるのか」ではないでしょうか。この記事では、ビザ申請費用・渡航費・初期費用・月々の生活費に分けて、リアルな費用感をまとめました。

ビッグベンとロンドンバス
Parliament Square, London by Nate Loper, CC BY 2.0

イギリスYMSでかかる費用の全体像

大きく分けると、費用は3つのカテゴリーに分類されます。

渡航前にかかるビザ申請費用

イギリス内務省(Home Office)の建物
Home Office, Westminster, London by Lewis Clarke, CC BY-SA 2.0

2026年7月時点の金額です。

合計:1,892ポンド(約40万7,000円)

渡航費(航空券)

ロンドン・ヒースロー空港の出発ロビー
Departures, Terminal 5, London Heathrow Airport by Andrew Milligan sumo, CC BY 2.0

往復で約15万円が目安です(時期により10万〜20万円程度の変動幅があります)。

渡航直後にかかる初期費用

渡航後の月々の生活費(ロンドン目安)

ロンドンの住宅街の通り
Residential terrace in Somers Town, London by Bill Boaden, CC BY-SA 2.0
イギリスのスーパーマーケット(Sainsbury's)
Sainsbury's Store, Exeter by Lewis Clarke, CC BY-SA 2.0
月間合計:1,300〜1,600ポンド(約28〜34万円)

結局いくら貯金しておくべきか

必要な貯金額は、実は「現地でいつから働き始められるか」によって大きく変わります。仕事が決まるまでの間も家賃や生活費はかかり続けるため、無収入の期間が長いほど、その分を自己資金でカバーする必要があるからです。

ビザ申請費用・渡航費・一時宿泊費・準備品を合計した固定費用は、次の通りです。

固定費用の小計:59万7,000円〜72万7,000円

ここに、仕事が決まるまでの生活費(月28万〜34万円)が、無収入の月数ぶん上乗せされます。

働き始めるタイミング別の総額目安

パターン①:初月から働き始める場合(生活費1ヶ月分)
約88万円〜約107万円
パターン②:2ヶ月目から働き始める場合(生活費2ヶ月分)
約116万円〜約141万円
パターン③:3ヶ月目から働き始める場合(生活費3ヶ月分)
約144万円〜約175万円
97万円
66万円
31万円
パターン①
初月から
128万円
66万円
62万円
パターン②
2ヶ月目から
159万円
66万円
93万円
パターン③
3ヶ月目から
固定費用 生活費(無収入期間分)

※グラフは分かりやすさのため、各費用のレンジの中央値を使って算出した目安です。実際の金額は前述のレンジ内で変動します。

渡航前に仕事を決めるメリット

この3パターンを見ると分かる通り、「現地に着いてから仕事を探す」というのは、それ自体が金銭的なリスクになります。仕事探しが長引くほど、必要な貯金額はどんどん膨らんでいきます。

逆に、渡航前の段階で仕事が決まっていれば、現地到着初日から収入が発生する状態でスタートできるため、パターン①よりもさらに無収入期間を短縮できる可能性があります。必要な貯金額を抑えられるだけでなく、「早く仕事を見つけなければ」という金銭的なプレッシャーを感じずに渡航準備を進められるのも大きなメリットです。

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まとめ

イギリスYMSにかかる費用は、固定費用が約60万〜73万円、月々の生活費が約28〜34万円というのが目安です。これに、現地で働き始めるまでの無収入期間の生活費が上乗せされるため、必要な貯金額は88万円〜175万円と、働き始めるタイミングによって大きな差が出ます。渡航前にしっかり資金計画を立てる、あるいは渡航前に仕事を決めておくことで、現地でのスタートを安心して切ることができます。